靴下の素材
絹(シルク)
カイコの繭玉が原料の植物繊維です。
吸湿性・放湿性に優れ、天然の抗菌作用やUVカット作用もあるため、肌に優しく冷えに効果的な素材とされています。
摩擦や熱に弱いため、洗濯や保管には注意が必要です。
ウール
羊の毛から作られた動物繊維で、肌触りがよく保温性に優れています。
蒸れにくく防菌防臭作用もあるため、汗をかいても快適な素材です。
アクリルは、ウールに似た肌ざわりと温かみのある安価な合成繊維ですが、吸水性にやや劣ります。
靴下の形
足首には太い血管があるため、下半身を冷やさないために足首がしっかり隠れる丈がベストです。
ただし、足首の締め付けが強すぎると、逆に血行が悪くなってしまうので、ゴムがきつすぎないものを選びましょう。
最近何かと話題の5本指ソックスも、足の指の保温や血行促進に効果があるため、冷え性の方におすすめですよ。
出典:メンズスキンケア大学
靴下の履き方
ただ靴下を履くだけでは、足先が全然温まらないという方は、重ね履きを試してみましょう。
<用意するもの>
- 絹の靴下…5本指ソックス1枚、普通の靴下1枚
- ウール(or 綿)の靴下…5本指ソックス1枚、普通の靴下1枚
<履き方>
- 絹の5本指ソックス
- ウール(or 綿)の5本指ソックス
- 絹の普通の靴下
- ウールの普通の靴下 の順に重ねて履く
重ねて履くことで空気の層ができてより温かく、毒素の排出効果も期待できるそうです。
綿の靴下を使う場合は、ウールよりも放湿性が弱いので、こまめに取り換えましょうね。
出典:ヘルスケア大学
寝ている間の靴下は?
「寝ている間に靴下を履くと、逆に足が冷えてしまう」と聞いたことがありませんか?
睡眠中の靴下で足が冷えるのには、
- 汗が乾くときに体温を奪うから
- 足が締め付けられて血行が悪くなるから
といった理由があるようです。
でも冷え性だと、手足が温まらずなかなか寝付けないという方も多いですよね。
靴下で足元の血行を良くすることにより、寝つきも改善できるようです。
- 放湿性に優れた素材を選ぶ
- 緩めのソックスやレッグウォーマーなどを使用する
といったポイントを守れば、靴下は寝ている間も冷え性の味方になってくれるはずですよ。
靴下の素材や形も、冷えの改善には重要なポイントなんですね。
ぜひ、冬の靴下選びの参考にしてみてください。