LISSってどんなトレーニングなの?
LISSとは、「low-intensity,steady-state」の略で、低い強度で負荷を一定に保つ有酸素運動のことです。
例えば、ランニングや水泳などの反復運動を一定のペースで行うトレーニングのことをいい、HIITのような短時間で最大限の力を発揮するトレーニングではありません。
LISSは、一定の時間で負荷の低い運動を継続して行うワークアウトです。
LISSの有酸素運動は、心拍数を60%からややきついレベルでキープします。
このトレーニング方法であれば、女性でも45分から60分同じペースをキープすることができます。
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有酸素運動LISSのメリット
出典:Shutterstock
LISSでトレーニングをすることにより、減量効果が期待できます。
また、持久力を上げ、心臓や血管の健康を全般的にUPさせることができます。
さらに、代謝も活発にするので、鍛えた筋肉をキープすることができるのです。
LISSは、衝撃が低く関節に優しいのでけがのリスクが低い運動でもあります。
軽い負荷で運動するので、ビギナーにもってこいの運動ですよ。
そのほかにも、認知症のリスク低減に関連があることもわかっています。
LISSを普段の生活にどう取り入れたらいい?
LISSの有酸素運動は、ランニングやウォーキングなど基本的にどんな種類のワークアウトでも適用可能です。
夏ならスイミング、冬ならクロスカントリーがおすすめですよ。
ちょっと離れた公園まで自転車で行って帰ってくるだけでもLISSの有酸素運動を行ったことになります。
トータルで11キロ~14キロ走るか、45分から60分自転車に乗るようにしましょう。
その際、心拍数の上昇を維持するために適度なスピードでペダルをこいでください。
ハイキングも、丘を登るルートをチョイスすれば、良いワークアウトになります。
楽しみながらワークアウトできるので、時間もあっという間に過ぎていきます。
LISSと筋トレは交互に行うと効果的
LISSは週に2~3回ほど行うと効果的です。
LISSを行わない日は、HITTトレーニングや筋トレを行うと効果的です。
LISSと筋トレを交互に行うことで、女性にとってうれしい減量効果が期待できます。
キツくないLISSで有酸素運動を継続!
LISSは、HITTなどのトレーニングと違って負荷が軽い運動です。
さらに、ワークアウトはランニングでも水泳でもサイクリングでもOKです。
自分の好みのワークアウト方法でLISSを行い、健康的なLISSのメリットを吸収していきましょう!
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