お肌と睡眠、関係あるの?
答えは「大いにある」です。
睡眠によってお肌だけではなく脳や筋肉、内臓などが休息したりリセットするので、睡眠は人間にとって欠かせない重要な活動と言えます。
身近にいるお肌のきれいな人を思い浮かべると、いつも朗らかで元気いっぱいという方が多いように感じませんか?
良い睡眠を十分とれば、お肌だけでなく精神的・身体的に健康な状態を維持することができると考えられているのです。
お肌のゴールデンタイムはあるの?
早寝早起きが常識だったころは「夜の10時から深夜2時まで」がお肌のゴールデンタイムと言われていましたが、現在では「入眠後3時間」とされています。
それも、ただ眠ればいいのではなく、できるだけ深く眠るのが重要です。
ゴールデンタイムというのは成長ホルモンが分泌されやすい時間帯のことで、入眠後深い睡眠になるほど分泌されやすくなるそうですよ。
また、あまりにも遅い時間に寝たり、毎日寝る時間がバラバラなどの不規則な生活だとホルモンの分泌が抑えられる傾向があるので注意しましょう。
美肌は睡眠で作られる
成長ホルモンの分泌
ゴールデンタイムにたくさん分泌されるという成長ホルモンは、体の修復や新陳代謝を担うホルモンです。
肌のターンオーバーがスムーズだと、多少の日焼けや乾燥もすぐにリカバーされます!
新陳代謝とセラミド
新陳代謝がうまく進むと、お肌のうるおいを守るセラミドの生成も増加します。
乾燥からお肌を守ってくれるセラミドは、美容液などで補給するよりも自分で作り出す方が効果を発揮しやすくなるのです。
女性ホルモンの分泌
睡眠不足になるとホルモンのバランスが悪くなると言われています。
女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンの分泌が高まることも。
この状態が長く続くと、女性らしい体の丸みやお肌のハリが失われる可能性があります。
皮脂分泌の抑制
ホルモンのバランスがくずれて男性ホルモンの分泌が高まると、男性ホルモンの皮脂分泌促進作用で肌のべたつきが気になってくることがあります。
良質な睡眠をとると、ホルモンバランスが整ってお肌の水分と油分がベストバランスになります!
お肌の免疫機構
肌は体の臓器のひとつで、体を乾燥や細菌などの外敵から守っています。
睡眠不足になるとお肌の免疫機構が弱まり、刺激に対して敏感になったり荒れやすくなることもあります。
睡眠は美と健康のみなもと
睡眠がお肌のためにとても重要であることが分かっていただけたでしょうか?
美肌を求めてついつい高い美容液などに目がいってしまいますが、良質な睡眠に投資するのも大切ですね。
自分が快適に眠れる環境を作り、生活リズムを見直して睡眠時間を確保することが美肌への一番の近道かもしれません。
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