昼寝をする効果は?
疲労回復
朝からたくさんの情報を整理して仕事をしていると、肩コリや目の疲れを感じて昼休みを迎える事が多いと思います。
昼食後にコーヒーを飲んで眠気を紛らわす人もいるでしょう!
また、スマホの画面を見続けてしまう人もいるかもしれませんね。
でも、それでは午後に疲れが残ってしまう事も多いのです。
昼寝は、夜に眠る約3倍もの疲労回復の効果があります。
また、昼寝は心臓病リスクを低下させる効果もあると検証されているのです。
情報処理の効率アップ
人の脳は睡眠時に記憶した情報を整理しています。
たくさんの情報を頭に詰め込んで頭がいっぱいになってしまった時には、少し昼寝をすると効率良く整理することが出来るのです。
そうする事によって、より新しい情報を脳内で記憶する容量が増えて行きます。
怠けているわけではなく、仕事や勉強でのスキルアップや効率アップには昼寝は大切だと言えるでしょう。
リフレッシュ効果
疲労回復力が高い昼寝をすると頭もスッキリして、体も軽くなるでしょう!
接客業などでは、眠そうな顔で接客するわけにもいきませんよね。
電車や長距離バス等を運転する場合では乗客の安全を守るために、より集中することが大切になってきます。
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例えば、車掌区によって異なりますが、東京メトロで銀座線の運転士は、一往復で約50分の運転をします。
次の乗務までに、約45分の休憩をとっているのです。
運行時間が秒単位で管理されている上に日本でも特に古い路線であるため、電車とホームがほぼ同じ長さになっています。
もちろん、高度な運転技術を必要とする路線なので、集中力を維持する為に充分な休憩を取るのです。
当然、その間に昼寝もしています。
また、昼寝用の仮眠室を設けている企業もあり、社員が午後に自分の寝たい時に昼寝休憩をとって良い企業もあるんです。
この制度を実施してから、午後の作業効率が上がったという企業が増えています。
昼寝の時間の目安は?
ひとくちに昼寝と言っても長く眠ってしまっては効果的はありません!
目安は10分から20分が脳をリフレッシュしてテキパキと動ける時間だと言われています。
個人差はありますが、30分周期や45分周期でレム睡眠に入ってしまい、深い眠りになった状態からの脳や体の覚醒に時間がかかってしまうのです。
昼寝ルームを設置している企業では、各個室の明かりを30分で自動点灯させています。
また、昼寝の効果は10分を過ぎたあたりからと言われますが、デスクで5分目を閉じているだけでも、疲労回復に効果はあるでしょう。
仕事中の睡眠の重要さは伝わりましたか?
睡眠をとる事は怠けている訳ではなく、午後の仕事の効率アップにもつながります!
よりテキパキ仕事をする為にも、昼寝を取り入れてみてはいかがですか?
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