ヘッドスタンドの特徴と効果
ヘッドスタンドは、ヨガの王様といわれているポーズです。
ヘッドスタンドを行えば、胸と頭の位置が逆になることから頭部への血行が促進され、脳を浄化することができます。
瞑想をしながらやると効果アップにも繋がります。
効果
- 腹筋や体幹の強化
- 自律神経の正常化
- 精神の安定
- 記憶力アップ
- ダイエット効果
- 柔軟性の向上
様々な効果が期待できます。
ヘッドスタンドの準備運動
初心者の人がヘッドスタンドをやることは難しいです。
ヘッドスタンドに適した準備ポーズであるチャイルドポーズを先にマスターしておくと良いかもしれません。
また、上級者の人でもストレッチや準備運動をしておきましょう。
首を痛める原因となってしまいます。
ヘッドスタンドのやり方
- 頭や腕を乗せるためのヨガマットを用意します。
- ヨガマット床の前方で正座をして座ったら、肩幅間隔で両手を組んで両肘を掴み、そのまま前かがみになってヨガマットの上に肘をつけます。
- 肘を動かさないまま両手の手のひら同士を組み、頭を覆うための土台をつくります。
- 土台ができたら、腕の中に頭を入れ、手のひらで後頭部を支えるようにします。
- 両肘と頭の3点を安定させたら、かかとを立てて、肩足で勢いよく地面を蹴るようにして下半身を宙に浮かします。
- ⑤の状態でバランスが取れたらバランスが崩れないように脚を天井へ伸ばします。
- 完全に両足が伸び切ったら、骨盤、おへそが前方に向くように体勢を整え、ゆっくりと呼吸をしながら10秒間その体勢をキープします。
ヘッドスタンドを成功させるためのコツは?
三角形を意識する
ヘッドスタンドが成功しない場合は、ヨガマットを使わず、ブランケットなどを使って三角形をつくってみましょう。
その三角形の中心に土台となる頭の重心を置くようにすれば、全体のバランスがとりやすくなり、ヘッドスタンドが成功しやすくなります。
両手でしっかり後頭部を支える
ヘッドスタンドを成功させるためには、土台が崩れないように、しっかりと手で後頭部を支えることも大切です。
肘と頭頂部だけでなく、頭が倒れないよう手にも両手にも力を入れましょう。
最初は難しいと思いますが壁などを使って練習するといいですよ。
バランスを崩して膝を強打しないように気を付けてくださいね。